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奄美大島 漁師&釣り船パイレーツ船長 晴漁雨読の日々について
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きょうは南の強風が吹いてお休み。
南西諸島の入梅は目前。
今にも降り出しそうな空が朝からずっと続いて、
とうとう降らないまま夕方になった。

kinm02.jpg

金目鯛のお刺身





皮付きのまま、熱湯で湯引きした。
でも金目鯛の皮は手強かった。
硬い硬い。噛み切れない。
これは失敗。
皆さんも金目鯛の皮は取ってからお刺身にしましょう。
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hata01.jpg

マハタの仲間
クエに似ているが違う
島ではハタ類は全部 ネバリ



この魚は狙って釣れる魚ではない。
たまたま釣れるうれしいボーナス魚です。
大きいのは100キロを超えるものも。

深海から上がってくる途中で、水圧の変化で
体内の空気が膨張するので、こんなグロな様子になります。

大きいのが上がってくるときは、小型潜水艦の浮上のように
船から離れた場所で、「ボワッ」と浮き上がってきます。

味は一級品です。
脂ののり、コラーゲンたっぷり。間違いなく旨いです。

これは小型の2キロ。
魚価低迷で市場に出すのもしゃくなので、
実家に贈ることにした。
母の日と、来月の父の日も兼用。
今朝郵パック発送で、明日朝着。
離島にしては案外早いでしょう。
昨日おとといもいい天気でした。
1泊2日で喜界島周辺で仕事。

akay01.jpg

アカヤガラ
島では ヒュース(ふいごの意味らしい)








たまーに釣れるアカヤガラ。
体の1/3以上がくちばし?です。
食べられる身は少ないが、淡白な白身で隠れた高級魚。
なかなか上がらないので、市場によっては高値が付きます。

でも島ではダメ。
昔から細長い魚は人気がなく、全部安値。
ウナギもタチウオもこの魚も。
なんでも細長いモノは、ハブを連想させるから嫌われるとか・・
ホントなのか??

こう凪がつづくと、魚価が下がってしょうがない。
個人的にストライキしてしまいそう。
なんの効果もないけれど。
きのうおとといは天気がいいので、喜界島に遠征。
喜界島に近い笠利の港に船を移動しているので、
遠征というほどでもない。
普段の漁場より近いくらい。

釣果はまあまあです。
あまりに凪が続くと、魚価が暴落するのが心配です。

inag02.jpg

ヒメダイ
島では イナゴ
アオダイと一緒に釣れる
見た目通りのあっさり味



inag01.jpg

昼飯用にさっそく小型1匹をお刺身に
皮のまま湯引きにすると
風味が増して美味しい





いつでもアオダイよりも格下扱いされて、
値段も少し安いけど、味はこっちが上かも・・
という評判はよく聞きます。
実際今日のイナゴは旨かった。
産卵前で脂のってます。
奄美漁協の朝の市場。
旧笠利町だけの市場なので、とても小規模です。
入札する仲買人も10名もいない。

seri01.jpg







活気付く場面もなく、淡々とセリは進む。
まあいつも通りの相場で売れればいいのです。
今日は魚は少なめ。
市場が小さいので、こっちも加減して魚を出します。
そしてほとんどの魚は、コンテナで沖縄に送り、
そっちの市場でセリ落とされます。

今日は完全に夏だ。
Tシャツ日和。ついでに短パン日和。
髪もベリーベリーショートにしようかな。
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